2017年10月

レベル調整と床の傷防止のため、小さな台座が必要になった。

鋸で合板の木片を切り、仮置きしてみるとよい感じです。

そこで塗装も含めた仕上がりを考え、ウォールナットの特注品を

お願いしました。設計上、コーナー部のR加工も追加。

O2「まわりに合わせてあまり白っぽくないように塗装したい

のですが。」

工務店「ウォールナットならクリア塗装が絶対お勧めですよ。

他の木材とは全く色が違うので。」

届けられた製品を見ると、心温まるチョコレート色だった。

つや消しクリア塗装にも関わらず、淡い光沢・独特の透明感

があり、色が光の当たり方で変化する。

あるときは一般的な木材の色、赤茶色、紫がかった色。

触れてみると非常に硬く、歴史を感じさせる優しい木目があり、鉱石のような感じすらします。針葉樹の杉やヒノキとは明らかに異なる感触。

ウォールナットはまさにオンリーワンの木材です。これからの経年変化も楽しみです。

欧州では古くから人気がある木材で、幸運なのは北米で持続可能な林業による流通が現在まで確保されていること。

世界の銘木はその人気ゆえに枯渇しているものが少なくない。日本でも最近は家具材として大人気とか。

機会があれば、これからの設計のアクセントに用いてみたいものです。


2017年8月

 

 

初めて香川県の国分寺盆栽センターに行きました。

 

錦松を中心にたくさんの盆栽が展示販売されています。

錦松はこの地方特有の黒松の一種で樹皮が厚く割れやすいため荒々しい古木感が漂います。

 

盆栽の素材としてよさそうなものを購入。

とはいっても小さな樹木で、ここまで末広がりかつ低く枝を生やすのは自然には不可能で、相当なノウハウを駆使しているとのこと。

最近は欧州からよく立派な盆栽を買いにくるそうです。

この錦松は「ゴジラ」と命名。

2017年5月

これまで設計で花壇を提案したことはあったが、今回は樹種についても考える機会がありました。

外部に開かれた大規模な花壇であれば都市景観にも関わってくるため、なかなかの難題。

フォトショップのような画像処理ソフトで検討することによりイメージが固まりました。

建築や歴史を感じさせる樹木との調和・スケール・色彩あらゆる情報を客観的に確認する一つの方法。

伝統的な街並を保存するだけではなく、未来を感じさせる何かを設計の中で提案したかった。

実現された空間は街にどのような刺激をもたらすのだろうか。

2017年3月

再び高知市追手筋の都市景観に関わる設計に携わっています。

追手筋は元禄3年(1690年)以来300年以上続く日曜市が開催され、よさこい祭りのメイン会場となる。

歴史ある土佐の高知のメインストリート。

県外の方にも有名なひろめ市場の近隣に新図書館等複合施設「オーテピア」が来年夏に完成予定で更に賑わうことでしょう。

以前はサポートする立場でしたが今回は統括設計者として高知を元気にするプロジェクトになることを願っています。