建築設計事務所の設計事例


幡多農業高校体育館前屋外トイレ 2023

設計条件によりRC、傾斜地上の狭小敷地のためパラペットを採用。自然光をハンドリングすることにより、美術館や教会のような豊かで心地よい空間を目指しました。既存廊下との連絡ゲートはトップライトの提案が採用され、自然光が降りそそぎ変化してリフレッシュできるように願っています。


高知県立弓道場 防矢ネット 2021

弓道場の防矢ネットとメンテナンス用のゲートを新設する設計。防矢ネットは射損じた矢が弓道場外に飛んでいくのを防ぐネットです。防矢ネットの高さを調節できるという点では今後のスタンダードとなる可能性があると考えています。耐久性と機能を確保したうえで、土佐派の趣のある建築空間にいかに違和感なく新たにボリュームを挿入するかが課題となりました。


間仕切家具 2020

匿名を条件に掲載許可を頂いた桧集成材の家具です。多目的スペースと通路を緩やかに分離する必要があり、家具による間仕切を提案しました。全体のボリュームを5分割してユニット化することによりスケールダウン。多様なレイアウトが可能になり、耐震性にも配慮しました。


追手前高校囲障改修 高知市 2018

元禄3年(1690年)以来300年以上続く日曜市が開催され、よさこい祭りのメイン会場となる追手筋に面した校舎の塀・街に開放された植栽スペース等を改築。駐輪場の新設。近隣には県外にも有名なひろめ市場や新図書館等複合施設「オーテピア」があり、伝統的な街並の保存と新たな試み。塀と一体化して点在する伝統の植栽スペースの樹木は高木から低木に一新され、そのうち追手筋に面した最も高知城寄の植栽スペースは革新的な楕円形の空間となりました。塀の耐震性を増しながらも重厚な塀笠石には高知県産の大理石を半分以上再利用。歴史を感じさせる巨木を残し景観を維持するために意匠・構造設計、施工上の様々な工夫が凝らされています。


宿毛工業高校アリーナ床改修 高知県宿毛市 2016


移動図書館 高知市 2015

移動図書館は小型バスを利用して本を届けるネットワークの基地です。バス車庫を増築し、既存建築に閉架書庫その他を設置する設計。バス車庫は本の積み降ろし作業を行うワークスペースでもあり、窓の高低差により屋外が無風状態でも理論上常に風がぬける空間を提案しました。ボリュームを低く抑えることにより民家に圧迫感を与えることなく、周辺環境にうまくとけこめたのではないかと思います。本を送り届ける旅から小型バスが帰ってきたとき、心の凱旋門となることを願いました。(凱旋:成功を収めて帰ってくること)


三宝山観光拠点化事業 高知県香南市 2014-Unbuilt

道の駅に多くの人を導きいれることにより三宝山を活性化させる提案


高知県本庁舎 宿日直室・休養室・その他 高知市 2012

岸田日出刀氏の原設計による庁舎に諸室を整備する設計


小石川植物園フェンス 東京都 2011-Unbuilt


上州富岡駅舎 群馬県 2011-Unbuilt


高知県教育センター バリアフリー化 高知市 2010

メインエントランスにスロープ・てすり・引戸、階段に昇降機を設計